上板町に高齢者が地域で暮らし集う、デイケアハウスが完成しました。
周辺には干渉を受けない静かな風情から、思い切り開放的で広々と明るい間取りを設計したく部屋数を最小限に提案することで、建物全体がワンルームのようなイメージでプランを薦めました。
廊下を排することで職員事務室からも気配を感じられる、約40畳の大空間を提案し、床から天井まで開口サッシを設け採光と四季の通風を確保、全面道路からの騒音・視線を避けつつ、周囲からの調和を図るコミュニケーション繋がる談話室を実現しました。
グラスグリーンの間仕切壁には飾棚ニッチを配置し、利用者の個性ある創作を期待しました。
玄関にはスロープアクセスからの3枚引戸を採用し、車椅子でもスムーズな動線を確保。外観には清潔でモダンなシルクホワイトを基調とし、利用者の心を明るくする効果を期待しました。