自然素材に関して

珪藻土とはどんな素材ですか?
植物性プランクトンが、長年に渡り海底や湖底に堆積して化石化したものです。平均径0.05mmの珪藻の遺骸に無数の孔があり、その孔の内部に炭や活性炭と同じような更に細かい孔があいている超多孔質の鉱物です。

“珪藻土”と名のつくものたくさんありますが、何が違うの?
珪藻土建材を製造している会社は、全国に沢山存在しています。、製造元によって商品の特徴が異なります。珪藻土とは、純粋な珪藻土ではなく、何かしらの壁材に珪藻土を配合しているものを一般には『珪藻土』と呼んでいるのです。

珪藻土の調湿機能とはどんなものですか?
お部屋の空気中の湿度が高い状態では珪藻土が湿気を吸収し、空気中の湿度が低くなると湿気を放出します。この吸放湿を繰り返しながら、部屋の中を暮らしに最適な湿度(60%程度)に調整し、結露やカビの対策をするのです。

珪藻土の消臭効果とはどのくらいありますか?
珪藻土自体の消臭効果はあまり望めません。湿気を吸放出する際に臭気を引っ張る程度とされています。

珪藻土ってお手入れが大変ではありませんか?
一般的なビニールクロスとは異なり、静電気を発生させませんので、ホコリなどを寄せ付けることが少ないとされています。

無垢フローリングとはどんなものですか?
天然の樹木から切り出した、一枚板の床材です。天然の木は自然呼吸をしますので、夏はほどよくひんやりし、冬は素足で歩ける程、木の温もりを体感し、自然と一緒に生活できる床材です。 これに対して合板フローリングとは、ベニヤ板を何重にも重ねて接着剤で圧着したものです。接着に使用される糊が健康被害を招く可能性がある他、ベニヤゆえ、耐久性はなく、表面の塗装が夏は暑く、冬は冷たい・・・となります。

無垢材は傷が付きやすい?と聞きますが。
合板フローリングに対して、傷が付きやすいということではありません。針葉樹と広葉樹の違いで、木の硬度がが存在するのは事実です。無垢フローリングは、多少の傷であれば濡れタオルを起き、アイロンを当てると再生するという自然治癒力が存在します。また、サンドペーパーなどで削るのも良いでしょう。 合板フローリングの傷に比べ、無垢フローリングの傷は『思い出』や『味』になることもメリットの一つではないでしょうか。

自然素材リフォームは高い?と聞きますけど・・。
考え方の違いになりますが、新建材とは、デザインが豊富で大量に製造できるのでコストカットできることから、現在のスタンダードになっているという背景があります。それ故の問題(シックハウス・アレルギー・化学物質化敏症)があるのも事実です。自然素材こそが本来の昔からある建材なのであります。 しかし、新建材と比べて若干価格が高いことは事実ですが、弊社では仕入先との協力によってお安くご提供できる体制を整えております。