用語・工法に関して

耐震工法とはどういう工法ですか?
建物の壁、柱、床等に強度の高い材を使い、金物でがっちり接合して、地震で揺れても壊れない剛構造にする工法です。

住宅の結露対策について教えてください。
冬の寒い日、特に北風の冷たい空気があたる窓ガラスなどにおこる現象が結露です。 壁面及び壁内におこることもありますが、窓やドアにおこることが大変多いようです。 対策については、ガラスをペアガラスにしたり、二重サッシにしたりすることが考えられます。 又、アルミ製の枠に結露することがあります。その対策としては、外と内のアルミ材の間に断熱層を設ける樹脂を使ったサッシを使うと有効です。

外断熱と内断熱についての違い、その特徴を教えてください。
工法的な違いは柱などの構造部材に対して、断熱材が外側にあるのが外断熱、内側にあるのが内断熱です。 従来、壁の内側にロックウール、グラスウールなどを入れる工法が主流でした。しかし最近では構造部材である柱などを暑さ寒さの外気から守ってあげることによって内部結露を防ぎ、構造材を長持ちさせる外断熱工法が多くなってきています。しかしコストが上がるといったデメリットがありますので、ご相談させて下さい。

メーターモジュールと尺モジュールはどう違うのですか?
従来の日本の住宅は尺モジュール(91cm単位)が標準(関東地方の場合)でしたが、昨今は体格の大型化やバリアフリーなどでメーターモジュール(100cm単位)採用が多くなってきました。また材料のムダが減るなどコストダウンにもつながります。弊社ではどちらも対応できます。

在来木軸組工法ってどんな工法ですか?
在来木軸組工法とは、現在、日本の住宅では、最も多く使われていて、古くから伝わる工法です。 土台、柱、梁と組み上げていき、建物の骨組を作ります。筋交という斜めの材を入れて、 バランスよく配置することで、地震や台風に耐えるように考えられています。間取りの自由度が高く、後々の増改築にも対応しやすい特徴があります。弊社もこの工法です。 ちなみにツーバイフォー工法とは、その名の通り2*4インチ(50mm*100mm)の断面寸法を持つ木材を使用して枠を作り、 それに構造用合板を、釘で打ちつけてパネル化する工法で す。

床面積って何ですか?
壁で囲まれている部分の面積を計算するもので、建物はこの床面積で登記されます。

地盤改良工事はどんな工法・種類がありますか?
地盤調査会社の結果によって、その施工現場の地盤が軟弱地盤で有ると判断された場合、下記の工事が指示されます。 ■鋼管杭打込工事 (地盤の支持層が深い場合、支持層に届くまで150mmの鋼管杭を打込む工法です。間隔は1800mmです。当社の扱ったお客様で最大16mまで打った事が有ります。) ■柱状改良工事 (支持層が5~6m位ですと、電信柱等を立てるときに用いる様な特殊なドリルで、径600mmの穴で支持層まで掘り進み、特殊なセメントと地盤とを混ぜ合わす工法です。、間隔は1800mmです。) ■表層改良工事 (2m未満の範囲にある軟弱地盤にセメントを混ぜて強固な地盤を築き、その下にある良好地盤と合せて建物の重さに耐える工法です。)

制震工法とはどういう工法ですか?
地震の揺れを建物に伝えて、柱・梁などに取付けたダンパー等で吸収する工法で揺れを吸収し、しなやかな構造にして破壊を防ぐ工法です。 尚、弊社では「耐震+制震」システム “COLLABO POWER”を導入・販売しております。 詳しくは株式会社ハウジング・ソリューションズのページをご覧下さい。

高気密・高断熱工法の家とはどんな家ですか?
気密性を高くし、24時間の計画換気システムを設置することで、家の中の匂い、いわゆる家具や建材から発生すると言われている“ホルムアルデヒド”が排出できます。また、断熱性を高めることで温度差の少ない住環境が実現でき、“ヒートショック”も抑えることができる近年よく採用されている工法です。

シックハウス症候群とは何ですか?
科学物質過敏症の代表的な症例で、ホルムアルデヒドなど超微量の科学物質に接することにより、咳、発疹、蕁麻疹(ジンマシン)、めまい、しびれ、呼吸困難・・・などが発症します。症状は個人によりさまざまで、あらゆる異常が襲ってきます。

シックハウス症候群の原因・対策について教えて下さい。
何と全国で数百万人もいると言われているシックハウス症候群。原因としては、80年代~近年にかけて住宅や建物の高気密化が進み、化学物質を放散する建材・内装材の使用することにより、新築及び改築後に住宅や建物においての化学物質等による室内空気汚染が上げられます。弊社では化学物質を建築現場から追放し、お客様にも家にも優しい家創りをしています。