ZEHに関して

ZEH仕様の家を建てると光熱費がゼロになるってどういう意味ですか?
ZEHはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。その名の通り、エネルギー消費をプラスマイナスゼロにする住宅のことをいいます。断熱・省エネによって使うエネルギー量を減らすと同時に、使ったエネルギーと同じ量を太陽光発電システムなどで創ります。つまり、断熱・省エネ・創エネの3つでZEHを実現するわけです。

スマートハウスとZEHの違いはなんですか?
スマートハウスとは、家庭内のエネルギーを最適に消費できるようIT技術を使ってコントロールされた賢い(スマート)家のことです。照明器具や冷暖房機器など一つひとつの電気消費を効率よく利用するスマートハウスに対し、ZEHは、家全体の省エネを図り、年間のエネルギー消費量をゼロにする住宅です。

ZEH仕様の家に必須だと言われる「HEMS」って何ですか?。
HEMSとはHome Energy Management System(ホーム・エネルギー・マネジメント・ システム)」の略です。家庭の電気機器を一元管理し、効率良くエネルギーを消費するための管理システムのこと。ゼロ・エネルギー化のためには、「使うエネルギー」をいかに減らすかが重要で、HEMSを設置してエネルギーの見える化を図ります。

ZEH仕様の家って、実際どう良いのですか?
断熱性能が高いので夏は涼しく、冬は暖か。温度差が少ないので冬場のヒートショックのリスクも減らせます。日中は太陽光発電、夜間や曇りの日は蓄電池の電気をフル活用。停電時には太陽光発電と蓄電池が連携して照明や冷蔵庫などに自動で給電するので、災害時も安心です。

「これからはZEHの時代」と聞きますが本当ですか?
燃費効率の良いクルマが支持されているように、これからはマイホームも燃費(省エネ性能)で選ぶ時代です。国は、2020年までに新築戸建の50%をZEH化するため補助金を実施するなどZEH仕様の住宅を推進しています。

ZEH仕様にするにはどんな設備機器が必要ですか?
大きく分けて3つあります。まずはペアガラスや高断熱仕様の建材など【断熱】に関する仕様。2つめは高効率な給湯システムやエアコン、LED照明機器などの【省エネ】設備。3つめは太陽光発電システムや蓄電池などの【創エネ】設備が必要です。

一般的な住宅に比べてZEH仕様にするといくら費用がかかりますか?
高性能な断熱材の導入や、高効率な給湯システム、LED照明、発電したエネルギーを貯める家庭用蓄電池の設置など、一般的な住宅に比べて初期費用はかかりますが、長い目でみると水道・光熱費などのランニングコスト削減が期待できるでしょう。

どんな間取りでもZEH仕様にできますか?
消費するエネルギーを減らす必要があるため、冷暖房効果に影響するリビング階段や吹き抜け、そして屋外からの熱を取り込みやすい大きな窓は気になるところですね。ZEH仕様でも希望の間取りに近づくよう、ぜひ一度、弊社にご相談ください。

ZEH仕様にすると補助金が出るってホントですか?
はい、本当です。ZEHビルダーに登録のある工務店でZEH仕様の家を建てると補助金が出ます。詳しくはZEHビルダー登録工務店の弊社にご相談ください。

ZEH仕様にした場合、何年くらいで初期費用の元がとれますか?
一般的な家を建てるより、断熱性能を高めたり、省エネ設備を導入したりと初期費用は当然かかりますが、補助金などを使って軽減することも可能です。イニシャルコストが高くなる一方、光熱費などのランニングコストは抑えられます。そういったシミュレーションなどを含め、ぜひ一度弊社にご相談ください。